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温故知新―――昨年の講演内容

Posted by 陳満咲杜 on 14.2007 FX教室 0 comments 0 trackback
昨年9月、初心者向けに行ったセミナーの原稿が見つかったので、営業宣伝の部分を削除して載せた。古いものだが、原則論としてはいつでも通用すると思う。


こんにちは、イーストヒル ジャパンの陳と申します。本日お休みのところ、お越しいただきまして、誠にありがとうございます。お話する前に、お断りしておきたいことが2点ほどあります。まず、今回サブテーマとしてお話させていただきますが、所謂為替証拠金取引その物の説明ではなく、あくまで為替市場に臨むためのあるべき視点や原則といった話が中心となりますので、次は、説明に当たって、具体的例を挙げる場合、弊社の金融商品や取引システムに触れますから、金融先物取引法の対象となる為替取引の説明、勧誘行為となる点も予めご承知ください。

 さて、今回私がお話するテーマは「グローバルスタンダードで見る外国為替取引」でございますが、そもそも、なぜグローバルスタンダードの視点を強調するのが必要かと疑問をお持ちの方がいらっしゃるかもしれません。実は、為替という金融商品の性格上、どうしてもこの点を強調しなければなりません。株式などローカル的、単一金融商品と比べ、そもそも為替レートは二国間の通貨ペアの比較で成り立つのですから、ドル/円のように、ドルの上昇=円の下落といった相違関係をかならず持っています。ですから、一国、一企業の成長や業績に連動する形で上下する株式と比べ、通貨は相対的な優位性で高安が決められます。そのため、往々にして、日本だけ、円サイドだけで為替の動きを考えると、なかなか市場の動きを理解できません。極端な言い方をすると、ドルが基軸通貨である以上、どうしてもアングルサクソン型な見方や考え方で臨まないとうまくいきません。グローバルスタンダードやそのような視点はとても重要です。

 今まで自分の経験も交えて、トレーダーとしての感覚を纏めると、マクロ的な視点とミクロ的な視点に分類するいくつかのポイントがあります。まずレシピの2ページをご覧になってください。五つのポイントがありますが、マクロ的に見ると、まず米ドルを基準に相場を考えることが大事です。先にも申し上げたように、米ドルは基軸通貨で、英語で言うとキー・カレンシーとなります。つまり、ドルがベースで、他のあらゆる国の通貨の価値はすべてドルと比べて決められます。我々普段で言う円高、円安というのもドルと比べ、円の価値が高いか、安いかを指します。実際、今年以来(5月17日まで)一時円高が進行したが(109まで)、円対ユーロ、対ポンドなど通貨レートが逆に円安の傾向を強めた。それなのに、あまり円安、円安と言わないのもそのためです。

より重要なのは、歴史で見ると、米政府主導の通貨政策や思惑によって、ドル高やドル安が誘導され、ほとんどが外貨サイドの事情を無視する形で相場が形成されていく。(6ページを参考、周知のように、85年のプラザ合意による大幅ドル安/円高、95年以降クリントン政権、ルーピン財務長官の「ドル高政策」によるドル高/円安などは好例である)ですから、相場を考えうる場合、円サイドで見るよりもドルサイドで測るのは分かりやすくかつ有効です。

 また、それ故、為替市場の値動きを予測するのも実にシンプルです。つまり、これからドル高かそれともドル安か、それだけを考えればよいのです。なぜなら、ドルが強く、上昇していく期間において、すべての主要外貨(ドル以外の通貨を外貨と呼ぶのもグローバルスタンダードの視点です)は程度の差があるものの、総じて下落傾向に当たります。反対に、ドルが弱くなると、外貨が上昇します。3ページと4ページをご覧にいただければ、一目瞭然ですが、ドルインデックス(ドルの強弱を表すベンチマーク、主要の6つの通貨をそれぞれの比率で包括的に指数化したものです。株式に例えるとすると、日経平均やTOPIXみたいな指標です)の傾向が外貨と全く相違、反対な傾向を示しています。日本円を含め、主要通貨の価値がドルによって決められる以上、ドルサイドの事情や材料をより重視し、相場に関する判断もドルサイドに立って下したい。繰り返しますが、外貨サイドの要素よりもドルサイドの要素が重要です。ここは為替の世界のグローバルスタンダードとしてもっとも重要な部分です。

次に、メジャー通貨ペアこそトレンドの要と書いていますが、三番目のクロス円との区別をまず説明したい。簡単に言うと、所謂メジャー通貨ペアというのは通貨同志の中にドルが入っているペアです。(ドル/円、ユーロ/ドル、ポンド/ドルなどなど)、逆に、通貨ペアの両方にドルが入っていないのはクロスレートです。その片棒が円(ほぼ後ろに付くが)である通貨ペアがクロス円となります(ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円など)。日本では、為替というと、どうしてもクロス円の取引に連想しがちですか、グローバルスタンダードでみると、やや異例です。はっきり言う為替取引を言えば、まずメジャー通貨であり、クロス円は二の次です。その根拠として、5ページを見てください。このページにはユーロ/円のレートの計算方法を示しています。例示のように、ユーロ/円のレートはドル/円とユーロ/円のビット(売値)とオファー(買値)を交差(クロス)して掛けて得られます。実際もユーロ/円のレートもほぼその計算方式で得られたレートとほぼ同じ水準刻々変化していきます。ですから、メジャー通貨ペアの値動きがクロスレートを決定しており、反対にクロスレートの強弱でメジャー通貨にも影響を及ぼすが、どちらかというとその影響力は主導的ではありません。そのため、たとえクロス円(ユーロ/円。ポンド/円)のみを取引する場合も、ドル/円の動向は勿論、ユーロ/ドルやポンド/ドルの値動きやトレンドを見極めないと、取引自身が客観的な判断基準を得られません。メジャー通貨ペアを分からずにはクロス円を語らずと言えるように、日本の個人投資家の方々もその辺のセンスを是非、持ち合わせていただきたいと思います。

 あくまで個人的な見解ですが、私は、短期取引、或いは差益を重視する場合、クロス円よりもメジャー通貨ペアの値動きがわかりやすいのではないかと思います。今年2月から5月下旬のようなメジャー通貨ペアが大きく動き、逆にクロス円レートが揉み合い変動にさらされた局面では、クロス円だけの取引ではなかなか利益を上げられません。また、メジャー通貨ペアが明確なトレンドが発生している以上、指を銜えて見ているだけでは、非常にもったいないものです。他社との区別としては、弊社が扱っている通貨ペアには、クロス円通貨ペア以外、主要メジャー通貨が含まれます。(ドル/円の他、ユーロ/ドル、英ポンド/ドル、ドル/スイスフラン、ドル/カナダドルや豪ドル/ドル)です。お客様にとっては、取引の際、非常に選択肢が広げられます。

 次に、為替相場に臨む場合、心構えとして「先入観を持たず、定説を確信せず」が大事ではないかと私は思います。私の経験では、なぜか普通の投資家ほど実に先入観が強く、また頭でっかちなロジックを持っています。たとえば、為替レート=国の実力の鏡、またレート自身が国力を反映しているといったものです。それは非常にリスキーな考え方で、はっきり言って誤りです。6ページを見てください。71年以来のドル/円の長期チャートで示したように、95年1ドル80円を切って、最安値をつけましたが、わずか3年後の98年一転147.64まで上昇しました。95年にしても、98年にしても日本がバブル崩壊後の真只中で、金融システムの不安、国債格付けの切り下げなど、不況にあえいでいる時期でした。本来95年に日本の国力から考えるととっても80円台まで円高を持っていく実力がないのは明白です。また、ファンダメンタルズでは98年と大差がないのに、98年のレートとの雲泥の差を国力との基準でとっても説明できません。その辺、冒頭で申し上げた米国サイドに立って考えると事情がおわかりかと思いますが、それでも国力うんぬんとは無関係です。
 それに、所謂定説にも確信すべきではないと思います。例としては、よく素人投資家が言うように、株価と為替レートの相関性が高いという定説ですが、歴史データで検証すると、極めて短期的な相関関係があっても、中期や長期で見ると、相関性が非常に低いということがわかります。7ページで見られるように、ドル/円と日経平均の比較チャートでは、殆どそのような相関性がはっきり検証されていないのも一目瞭然です。米国の場合もしっかり。特に最近、むしろ米国高になると、ドルは必ず売られていました。なぜかというと、最近の米株高がインフレの低下と利上げ休止といった観測に起因するものが多く、利上げ休止自身が短期的にドルにとってマイナス要素となります。

 では、為替の変動や方向を予測する場合、複雑な経済、政治や市場の思惑や投機筋の動向が絡み合う中、どうやって判断するかという問題になります。実は私としては、申し上げる答えも極めて単純でシンプルです。つまり、予測するな、対応せよということです。先入観を捨て、定説も妄信せず、ひたすらトレンドに集中すべきであります。「相場のことは相場に聞け」という格言があるように、トレンド・フォロー(つまり逆張りせず、順張りすること)こそ為替相場で成功する真実です。為替マーケットと他の金融商品相場に比べると、サイクルやトレンドが明確であることが大きな特徴です。時間の関係で、具体的な検証を省略しますが、チャートを載せている各ページを参照すれば、一目瞭然ではないかと思います。特に11、12ページで示されたユーロ/円、ニュージーランドドル/円の週足チャートは綺麗なトレンドやサイクルを描いていますので、時には為替相場における神の見えざる手の力によるではないかと感心するほどです。シンプル・イズ・ベスト、複雑な要素が絡み合い、交互的に影響し合う為替相場こそ、シンプルなスタンダードを以って望むべきではないのでしょうか。

この辺の説明に例を挙げると、まず2001年9月11日の米同時多発テロ後のドル/円の動きを見たい。普通で考えると、米国建国以来未曾有の大規模なテロがあったから、ドルは間違いなく下落していくはずだが、実際、テロ発生後、一時116円割れたが、すぐに上昇に転じ、2002年2月に135円の高値をつけました。そのとき、変な先入観を持っている方はなかなかドルを買えず、チャンスを失うことになります。頭でっかちな考え方をもっていると、逆にドル売りに動いて、大損したかもしれません。が、余計なことを考えず、トレンド・フォローすれば、かなりのリターンを獲得したはずです。手前味噌になりますが、私も当時順張りして、儲けさせていただきました。

 また、2002年2月から、ドルは大きな下落トレンドに突入しました、135円から2005年1月安値の101.67まで、実に33円の値幅を越える暴落でした。その間、2002年7月から2004年7月まで、日本政府はなんと累計35兆円もの資金を投入し、円高を阻止するため、市場に介入しましたが、見事に失敗しました。当時、日本政府の力や介入の効果を信じてトレンドを逆にして、ドル買いに走った投機者が後を絶たなかったが、結果は当然惨憺たるものでした。結局、テロであれ、介入であれ、一切無視して、トレンド・フォローしていた者は成功しました。シンプル・イズ・ベストというように、トレンド・フォローな考え方や原則は為替取引において有効であります。


さて、ミクロ的な視点に転じてみますと、同じく五つのポイントでございますが、まず、個人投資家だからこそキャリー・トレードからマスターしてほしいです。簡単に説明すると、キャリー・トレードとは、円やスイスフランなど金利の低い通貨で資金調達して、金利の高い通貨で運用して利ザヤを稼ぐ手法です。現在各国の政策金利を見てみますと、日本円が0.25%、スイスフランが1.5%に対し、米ドルは5.25%、英ポンドは4.75&、ユーロは3%、豪ドルは4.25%、ニュージーランドドルに至って7.25%もあります。当然、高い金利の通貨を買い、安い金利の通貨を売れば、その金利差を享受できます。キャリー・トレード存在の基礎はそこにあります。実際、歴史的に見ると、金利が高いといって、その通貨が買われ、上昇していくとは限らないが、最近の為替相場が割と素直に金利差を反応して、概ね金利の高い通貨が買われる傾向にあります。グローバル的に見てみますと、ヘッジファンドに代表された機関投資家らも近年キャリー・トレードを盛んにやっており、その背景で、英ポンド、豪ドルなど高金利通貨や利上げ余地のあるユーロが買われ、その対象として売られているのは当然金利が一番低い円です。ユーロ/円は史上最高値を達成し、150.70を今週につけました。英ポンド/円も8年以来の高値圏にあります。但し、金利差があると言って高金利通貨の上昇を絶対視してはいけません。

為替取引では、その金利差をスワップポイントと読んでいます。たとえば、弊社では、ドル買い/円売りを1枚(1契約単位、10万ドル)のポジションを持っている場合、毎日約1580円の金利収入が確実にもらえます。一年365日で計算すると、57万6千7百円となります。もちろん、高いレートでドルを買って、その後ドルが下がり、為替差損が膨らんで、スワップポイントの利益を吹き飛ぶリスクがありますので、スワップ金利のみを狙う取引には要注意です。

また、スワップポイントの設定基準について、グローバルスタンダードでは、毎日LIBOR(ロンドン銀行間貸し出し金利レート)に基づいて計算されるはずです。10ページで示されるように、弊社と他社さんの区別としては、LIBORで毎日スワップポイントを計算していますから、当然毎日スワップポイントが変動します。例えば、先程、申し上げたドル/円のスワップポイントが買いの場合、一日1580円だったり、LIBORの変動で1597円だったりします。

ミクロ的に見ると、為替取引において、一般な投資者にとっては、ファンダメンタル分析よりもテクニカル分析に専念したほうがより有効ではないかと思います。なぜかというと、私の経験では、為替市場におけるテクニカルアナリシスが実にシンプルで、他の金融商品と比べると、わかりやすい、利用しやすく、また有効であります。前にも申し上げたように、ファンダメンタルズから入ると、どうしても頭でっかちになりやすく間違いを犯しがちです。ですから、取引に当たって、是非基礎的なテクニカル分析の考え方の理解やツールの習得をお勧めします。うしろから2ページ目をご参照ください。ドル/円の年間日足チャートですが、例えテクニカル分析で一番基本的な手法の高値、安値から引かれたラインや移動平均線を利用しても、十分効力が見られます。
(チャートの節目やサポート・ライン、レジスタンス・ラインの役割などを説明)

このように、実にテクニカル手法が為替取引において有効であることをご理解いただけたと思いますが、実際、銀行のディーラーらも殆どそういった基礎的なテクニカルの方法で相場を張っています。弊社のホームページでは、各テクニカルツールを詳しく説明しており、私も毎日テクニカルアナリシスとのコラムを出していますので、是非ご参照ください。

最後に、ニュースや経済指標の利用方法に少し触れたいと思います。まず、一般的には、初心者ほどニュースや指標の好悪に素直に反応する傾向が強いですが、実は為替市場における情報には旬というものがあります。つまり、市場はニュース(突発事件を除く)や経済指標の発表される前に、その好悪を予測し、早め早めに織り込もうとする傾向が強いです。よほどのサプライズがない限り、むしろ発表と同時に、反応しなくなるか、その前にポジションを取っていた投資家の利食い(反対売買)でニュースや指標の指示方向と逆の方向に行きます。

例としては、今年7月14日の日銀金利解除です、事前市場のコンセンサスとなっただけに、円が買われ、6月27日の116.70円から7月10日の113.45まで下げました。が、そこから下げなくなったというのは、市場はすでにそのニュースを消化済と示唆しています。実際14日ニュースが発表された後、ドルは一時下げたが、すぐ買われて、19日117.87まで上昇しました。

このように、ニュースと指標そのものよりも、事前のコンセンサスやサプライズの有無及び、どの程度織り込まれたかが重要です。弊社取引システムのHORIZONでは、ロイター社のニュースをリアルタイムで流れており、そういった市場の予想やコンセンサスも多く取り上げられますので、ご利用、ご参照されるようお勧めいたします。

 そろそろ時間ですので、この辺で話を終わらせていただきます。御清聴、ありがとうございました。

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