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ドル/円相場の示唆(三)

Posted by 陳満咲杜 on 05.2007 市況分析 7 comments 0 trackback
一昨日ドル/円が跳ね上がり、116.77まで上昇した。早速円安派から歓声が上がり、円安復活、123円も視野に入るといった楽観論も台頭した。果たしてそうなるだろうか。引き続きドル/円のチャートを検証し、今後の行方を探りたい。

前の記事で指摘したように、2005年1月から、ドル/円相場は15、16月の周期を以って2つのサイクルを形成し、サイクル内における上昇期間も約1年だった。また、サイクルがトップアウトした後の下げ幅はほぼ同じで、二つのサイクルが擬似性を持つ。単純に考えると、このようなサイクルが繰り返されば、8月17日安値(111.68)からドルの反騰が続き、来年8月前後まで再びトップをつけてから反落となる。これを前提とすれば、来年8月前後はドル/円相場が126.86~130.95、(2006年安値~2007年高値の値幅と2005年安値~高値の値幅はそれぞれ15円18銭と19円27銭だったので、それぞれ8月17日安値の111.68から加算した目標値)といったレベルに付くはず。円安派トレーダーにとってまさに果報だ。

しかし、残念ながら、私は全く逆の結論を申し上げたい。即ち、ドル高はすでに終了し、今後2.3年間円高トレンドの蓋然性が高いということである。今までの2個のサイクルは強気パターン(サイクル内における上昇期間、値幅が共に下落期間、値幅より大きい)に対し、今後のサイクルは弱気パターン(サイクルにおける上昇期間、値幅が共に下落期間、値幅より小さい)に転じる公算が高いと見る。

まず、6月22日から8月17日までの下げ幅(12円46銭)は確かに2005年5月12日から2006年5月17日までの下げ幅の12円43銭とほぼ同じであるが、経過期間は明らかに違う。2005年5月からのケースでは、約5月をかけて12円43銭の値幅を形成したに対し、今回6月からの下落は2月足らずでほぼ同じ値幅を達成した。つまり、ドル安のスピードと変動率が共に拡大したわけで、今までと違ったパターンの可能性を示唆した。

具体的には、相場における価格と時間の関係は常に均衡を保とうとしており、お互いに制約し合う関係でもある。目下三番目の強気パターンのサイクルにいる、という状況であれば、6月からの急落が2005年のケースと比べ、かなり短い期間で同じ値幅を達成したから、戻りも2005年のケースより早くなるはず。そうでなければ、今回の下落はあくまでも途中で、値幅はともかく、最短今年11月末まで、長ければ来年8月前後まで下落トレンドを続くかもしれない。サイクルの周期(約15、16月)で考え、来年8月前後まで下落が続くようであれば、サイクル自身は明らかに弱気パターンとなり、ドルも安値切り下げていく。

8月17日の安値(111.68)をつけてから、昨日まで35日(取引日)が経過した。昨日の終値(116.43)で計算すれば、約4円75銭の上昇幅だったが、この間の高値は8月23日の117.13だったので、5円45銭の上昇となる。つまりドル/円は35日をかけて、今だに安値付けた日から1週間後の高値を抜けずにいる。対照的に、2006年5月17日安値(108.96)から35日後(7月5日)の終値は115.60であり、6円64銭の上昇幅だったし、この間の最高値は6月27日の116.70から見れば、7円74銭の値幅だ。特に、108.96との安値を付けてから1週間後の高値(112.96)を見ると、昨年ドル反騰のモメンタムは明らかに今回より強かった。言い換えれば、8月からの新しいサイクルが強気パターンではなく、弱気パターンである確率が高く、相場はすでにドル安に転換した蓋然性が大きい。

従って、構造的にドル安に傾いた以上、ドルのリバウンドも限定されよう。当方では、117.13ブレイクの有無に注目、上回れば一時117.92/97まで上昇する可能性も排除しないものの、再び頭打ちとなり、今後ドル安トレンドへ復帰するシナリオを有力視。この見方が正しければ、今後108円台を目指して、ドル安/円高が進むであろう。

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▶ Comment

陳さんへ
たくさんレスを有難うございました これからも知的好奇心をたっぷりと満たしてくれ尚且スリリングな陳さんの為替解説楽しみに致します 仕事人は分析までの時間がなかなかとれませんので有り難く拝読しますKATUさんへ
そう 為替王です(笑) どちらにしても今更のこのこ円売りしたら暴落してやられるだけ かと言って根拠もないところでスワップ払って逆張りする根性もなく 素晴らしい方々のブログを楽しむだけです ここにコメントする個人投資家皆さんは よく勉強されていて感心してます

2007.10.09 08:17 | URL | 弓吉 #79D/WHSg [edit]
takeさん、米人さん、KATUさん:
  おはようございます。いつものご支援、ありがとうございます。
  さて、takeさんのコメントに鑑み、シナリオと取引の関係に関して少し私見を述べたいと思います。
  私の場合、まず自分のシナリオに沿わない取引を参加しないが、シナリオを全く無視し、テクニカル・シグナルのみを参考するトレーダーも多くいらっしゃいます。ただ、大事なのは、シナリオを優先してはいけないことです。やはりリスクコントロール、即ち損切りを優先すべきですね。先週も、クロス/円における「円安バブル」がいよいよ最終段階にあるというシナリオを描いていますが、実際取引があった場合、やはり一旦損切りします。相場は常にそこにいますから、一回一回の取引に拘る必要はありません。
  もちろん、異なる見方と意見に耳を傾けるには大賛成です。ただ、やはり自分が納得まで考え、安易に流されないように注意したいですね。
2007.10.08 10:14 | URL | 陳 #79D/WHSg [edit]
弓吉 さん:
  おはようございます。コメント、ありがとうございます。相場の見通しについて、アナリストによって見方が分かれるのは正常です。逆に圧倒的一辺倒の意見になった場合、非常に要注意の時期に差し掛かるといった経験則があります。基本的には、私は金融業界では「プロ」がいないと思います。他の業界であれば、プロが必ずと言っていいほどアマチュアより正確かつ上手くやれますが、金融業界ではこのような法則が成り立たないし、時には「プロ」ほど間違うということにもなります。元外資系銀行支店長のF氏と現役の外資系証券会社副会長のB氏らはその好例で、彼らの予測はトレーダーの「逆張り指数」に使われるほど外れまくりとなりました。結局、予測の正誤を相場だけが最終判定するから、ウオール街の名言によれば、「アナリストは二種類しかいない、わからない人と自分がわからないことを分からない人」となります。幸い、私は「わからない人」であることを常に思っていますので、これからも勉強させていただきます。今後ともよろしくお願いします。
2007.10.08 09:37 | URL | 陳 #79D/WHSg [edit]
弓吉さん
「保ち合いが上方向(=ドル高・円安方向)へ放たれる可能性を示唆」
というのは、為替王さんのブログですか?
僕も為替王のブログでチェックしてます。為替王のブログは為替以外の情報も中身が濃くて色々勉強になりますよね。
陳さんとは相場の予想は相反すると思いますが、為替王は為替相場以外にも債券や株、米経済など我々素人が知りえない中身が濃い情報が満載です。
素人にもわかりやすい説明がいいと思います。
僕は陳さんと為替王の両方のブログを参考にさせて貰ってます。


2007.10.08 08:44 | URL | KATU #79D/WHSg [edit]
今回の発表は見事に市場予想を上回りましたね!
ドルの上昇っぷりには目を見張るものがありました。
発表時間、9時半を過ぎてからの値動きの激しさは
見ていて楽しかったです。 しかし、一時的に117円を突破したというだけだと思うので、息切れ後のショートに期待したいです。
2007.10.07 00:16 | URL | 米人 #79D/WHSg [edit]
陳先生こんにちは。
とうとうドル円が117.13を超えましたね。ドル弱気の見方でショートしている身としてはハラハラする展開です。やはり取引は慎重にしなければいけませんね!
私は円がらみしか取引をしたことがありませんがこのブログで考え方を改めたくなりました。円という通貨の今の特性は捉えにくく、ただ円を追っていくだけではなく相場全体を見渡せるようになりたいと思うように頭がリセットされつつあります。ドル円、クロス円に対する興味や反響が大きいのでそういった記事が増えるのは歓迎ですが、やはり相場全体に対する内容や考え方をこれからもよろしくお願いします!(漠然とした要望ですみません)
2007.10.06 09:09 | URL | take #79D/WHSg [edit]
初めまして。
雑誌で陳さんの記事を読み
いま巷ではやりのFXをもっとよく知りたく
こちらへ飛んでまいりました。
初めから全部じっくりと読ませていただきました。
どの記事も誠に含蓄のある面白い切り口で
独特の、人を納得させる冷静な分析力・
ただただ感心致しました。
陳さんのご見解によると今現在の円安もこれが最後になる
そうなれば「スワップ派」という人たちも
のんびりポジションを保有している場合ではなく
ここが最後の逃げ場だと。
そういうことになりますね。
昨日某人気ファンドマネージャーのブログに
「保ち合いが上方向(=ドル高・円安方向)へ放たれる可能性を示唆するテクニカル指標が出ているから
この1ヶ月の保ち合い局面が今後上放たれする線が強い」
とありました。これまた陳さんとは対極の見解。
それぞれアナリストの人たちは自分の相場観を述べられていますが陳さんのご見解の通りの推移を見るのなら
激しい円高が再来の予感がしますね。
しかも年内に。 非常に近い将来なので
楽しみな気持ちで時々相場を見てみたいと思います。
2007.10.06 07:13 | URL | 弓吉 #79D/WHSg [edit]

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