
ドル/円 日足(クリックで拡大)
エイプリルフールの日にドル/円は「アベライン」を割り込んでいた。日銀会議待ちの雰囲気の中、安倍首相本人も2%インフレーターゲット、2年内達成するには容易ではないことを認め、過熱したマーケットの期待を冷やしいる。先行した形でドル/円の切り下げ、また先行性を発揮しているように見える。

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黒田新政で何等かのサプライズを期待する市場関係者の思惑を別にして、テクニカルアナリシスの視点では、ドル/円の頭重さが鮮明になりつつある。上のチャート(今朝作ったもの)で記しているように、3月25日(先週月曜日)大陰線に孕まれた先週の変動レンジ、今週月曜日の大陰線によって下放れされたから、切り返すには容易ではないことを示唆している。黒田さんの腕を拝見したいところだが、よほどのことをやらない限り、マーケットを驚かせないだろう。
この意味では、エイプリルフールの日が発生したドル/円の下放れ、どうやら冗談と片づけられないようだ。市況は如何に。
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