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ギリシャ危機、本当は関係ない?!

Posted by 陳満咲杜 on 22.2011 視点論点
ギリシャのデフォルト危機が進行中であるにもかかわれず、ドル安がなお続き、その裏返しとしてドル安の蓋然性が解釈されている。ドルインデックスは09年の安値を下回り、下のチャートで示しているように、05年、09年高値や08年、09年安値で形成された大型「トライアングル」を下放れしたこともあり、教科書通りなら、テクニカルの視点でもドルの下値リスクが一層燻る。
DXY6.jpg
ドルインデックス 週足(クリックで拡大)

一方、米量的緩和の実施時期に合わせる形でドル安の進行が鮮明であったことも同チャートから読み取れ、EUのソブリン問題が昨年から一貫して継続していることに鑑み、ギリシャ危機云々よりも米量的緩和策のほうがマーケットを左右さるメイン材料であることが分かる。従って、QE2の終焉で、果たしてドル安が続くかどうかは興味深いテーマとなる。

よりマクロ的な視点では、QE1にしても、QE2にしても、ドル安を推し進めてきたことは間違いないが、度重なる量的緩和にもかかわらず、ドルインデックスが2008年の安値を更新できずにいることは何なりも雄弁である。これは他ならぬ、巷が騒ぐほどの悪材料の試練を経ても底割れを回避できたことを意味するから、ドルは実に3年半の歳月をかけて「底値固め」してきたとも言えよう。いよいよ、長期スパンにおけるドルの真価が問われる時期が近づいている。

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ドル/円の行方、次なるブレイクを待つ

Posted by 陳満咲杜 on 01.2011 市況分析
ドルインデックスが反落してきた。つられた形で、ドル/円が一旦頭打ち、反落してきたこと自体が自然な値動きだが、果たして79.56からの切り返しが終焉したでしょうか。チャートを見ることに。

ブログ
ドル/円 4時間足 (くりっくで拡大)

上のチャートに鑑み、足許最大の問題は「シンメトリカル・トライアングル」(黄色線で示す)のブレイク方向だと思う。上放れした場合、昨日の安値をもって調整を終了させ、前記79.56を起点とした反騰の流れに復帰しよう。反面、下放れされた場合、図示のように、a-b-cの三段下げといった形で安値を探ることに。因みに、a-bの値動きは「下落フラッグ」というフォーメーションを形成し、本来下放れしやすいパターンだが、なかなか下に行かずにいれば、逆に上放れの機運を高める。

賢いトレーダーは相場より先に走らず、次なるブレイクを待って行動すべきであろう。従って、ドル/円の切り返しの終焉といった判断も性急か。


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