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ドルインデックス再考(日足)

Posted by 陳満咲杜 on 17.2007 市況分析 14 comments 0 trackback
ドルインデックス再考(日足).jpg 
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先週ドル急伸、ドルインデックスも77.48の高値を付け、当方の10日時点の見通しが誤ったことを証明した。

そのため、ドルインデックスを再考しなければならない。上のチャートは先週金曜日までのチャートで、同じくRSIを使って今後の動向を探る。

私としては、まず重視しているのは、現在RSIのレベルである。目下ドルの急反発を受け、RSIも65.46まで付けたが、図示のように、年初からRSIの高値と高値を連結するライン(レジスタンスライン)に近づいている。年初からドルのベア相場が続いたことに鑑み、同ラインをブル・ペアライン、即ち分水嶺的な位置を示していると読み取れる。

この見方が正しければ、今後同ラインのブレイクの有無が非常に重要になってくる。が、10日の記事にも解釈していた「リバーサル」とのシグナルは消滅ばかりか、かえって鮮明になったことも看過できず、総合的に判断すると、当方としてはドルの上昇にはなお懐疑的である。

言い換えれば、仮にドル全体がすでに底を打ったとしても、このまま上昇を続けるではなく、一旦再調整してからまた上値を取っていく蓋然性が高いと見る。この場合、RSIも早晩前記のブル・ベアラインを突破、78或いは80といった「買われ過ぎ」ゾーンへ打診することに。逆に、「買われ過ぎ」でない限り、ドルの本格的な上昇がこないである。

一方、私の経験では、本格的であればあるほど、相場のトレンドが安易に転換しない習性を持つので、市場より先に走ってはいけない。即ち、本格的なブレイクを待ったから行動すべきであり、ブレイクがなければ、ドルのベア相場がなお継続されるということになる。

「リバーサル」シグナルを基づき、再計算しているところ、ドルインデックスがもう一回安値更新もあり得るという結果が出ったが、チャート的には75レベルが現実的ではないかと思っている。逆計算したところ、ドルインデックスは78前後まで高値更新する余地もあるものの、やはり頭打ちしやすく、再下落する公算が大きい。

この意味では、ドル/円、ユーロ/ドルにおけるドルの高値が今週において限定的だと思う。前回において申し上げた目標値を一旦お預けにするが、ストラテジーの転換にはもう少し相場の証左が必要、という時期に差し掛かっている。


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参考本の推薦

Posted by 陳満咲杜 on 16.2007 お知らせ 10 comments 0 trackback
参考本の推薦.jpg

複数の方からテクニカル及び相場に関するお勉強にふさわしい本を推薦してほしい、という要望をいただいたので、厳選した上、とりあえず以下の四冊を推薦いたします。

まず、テクニカル分析に関しては、「ジャック・ジュワッガーのテクニカル分析」(作者 ジャック・ジュワッガー)と「先物市場のテクニカル分析」(作者 ジョンJ・マーフィー)はお勧め。両方とも「きんざい」社の出版作。

この二冊が共通しているのは、著者自身がトレーダーの経験と相場に関する深い造詣を有すること、その上、体系的かつ「正論的」にテクニカル・アナリシスの手法をセンスよく解釈しているで、実にいいと思う。

二冊の内容が似っているから、どちらの一冊を選べばいいと思う。個人的には「ジャック・ジュワッガーのテクニカル分析」をより好む。ただ、英語版と中国版の両方を持っているが、日本語版を持っていないので、英語版ほど全面的に訳されているかどうかは不明である。

ちなみに、ジャック・ジュワッガーさんは「マーケットの魔術師」と「新マーケットの魔術師」の著者でもあり、投資関連の作家として世界的に名を馳せる人物。

相場に関する読み物は「欲望と幻想の市場―伝説の投機王リバモア」(エドウイン・ルフェーブル著 東洋経済新報社出版)と「トゥモローズ・ゴールド」(マーク・ファーバー著 パンローリング株式会社出版)をお勧め。前書はトレーダーの必読書と言われるほどの名作で、小説としてお読みになっても結構面白い。後作は投資の歴史とサイクル論に基づく検証が綿密に行われ、投資の本質を鋭く迫った名作である。

「ジャック・ジュワッガーのテクニカル分析」と同じく、「欲望と幻想の市場―伝説の投機王リバモア」に関しては、私自身が日本語版を持っていないため、翻訳の質は不明だが、とりあえず入手できる範囲だから、ご参考ください。

上の写真は私の本棚の一角で、例示した本のいくつが入ってる。


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既存ストラテジーを継続

Posted by 陳満咲杜 on 13.2007 市況分析 38 comments 0 trackback
昨日市況波乱。米欧5中銀が異例の協調を図り、緊迫した市場に流動性を与えることで金融危機の回避を目指す対策を発表。緊急声明であっただけに、為替市場におけるボラティリティーを拡大させた。

景気不安感の後退から円、スイスフランなど低金利通貨が売られ、NY株も一時270ドル高の急反発であったが、終値では41ドル高に留まった。相場の反応に鑑み、少なくとも現時点では緊急声明の効果が限定的と読み取れる。

当方では、一貫して米SP問題の根深さを指摘しており、今回5国中銀の措置も問題の根本的な解決策にならないと見る。ある意味では問題の先送りだけで、かえって後遺症を残すことに。日本のバブル崩壊後、政府と民間企業の「とばし」行為が齎した悲劇は記憶に新しい。危機の本質が変わらないから、欧米金融企業の「悪夢」はこれからも続くであろう。

さて、肝心の為替相場について、当方は既存のストラテジーを継続したい。即ちメジャー通貨ペアにおけるドル売りとクロス円相場における円買いである。

事後解釈とならないように、敢えて目標を公表する。ユーロ/ドルは1.5200台、ドル/円は108円台である。ただ、同時進行ではないし、一直線的にもあり得ないことを改めて強調したい。

もちろん、相場における絶対的なものはないので、くれぐれも鵜呑みぜず、自己責任で前記のシナリオをご参考ください。

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鈍感力と実行力

Posted by 陳満咲杜 on 12.2007 視点論点 36 comments 0 trackback
今日オフィスについたら、早速シグナルレポートの作成に関わり、新規シグナルを発信した。一方、皆さんが固唾を飲んでお待ちしていたFOMCの声明文、実はまだ見ていない。

声明文の解釈は「先生」達に任せ、市場の反応こそすべてを語ったので、予想通りの展開に全くサプライズなし。敢えて言うと、お偉いさんの解釈を読めば読むほど相場の本質がわからなくなり、混乱するだけで、トレーディングにはマイナスである。

今朝も面白い話があった。海外の大口投資家の何人が電話で、112円台でドルを売っておけばよかったと溜息を洩らした。が、ついこの前、彼らは「112円台に近づけば、必ずドルを売ってやる」と口を揃えていた。というのは、11月28日このブログにも書いたように、「ドル/円は112円台を超える値動きも警戒しつつ」といった見通しを彼らに言ったからだ。当時、ドル売りに乗り遅れた投資者から「いつ売っていいか」という質問責めに遭遇したので、敢えてエントリーレベルを口にした。

なのに、彼らは例外なく111円後半におけるドル売りポジションを持ったなかった。理由を聞いたところ、また口を揃えて同じ言い訳をする。即ち、FOMCの結果待ちと評論家達の一部がドル上昇シナリオに転換したからだ。112を一時ブレイクしたことに鑑み、彼らの心情もわからないではないが、相場の本質を一般人に理解させる難しさを改めて感心した。

この様な心理及び行動パターンは恐らく日本人投資家にも共通していると思う。克服するために、鈍感力と実行力の発揮しかあるまい。そうでなければ、永遠に後悔して相場を眺めるだけにいる。

鈍感力とは「風見鶏」達の話を聞かないこと。私の経験では、90%以上の「評論家」及び「先生」達は相場の状況に合わせてごろごろ見通しを変える。その上、いつも立派の理屈をきれいな文書で纏めるから、彼らの文書を読んだらやはり「そうか」と信じてしまうほどだ。だったら、聞かない、読まないのほうがよほどましだ。ちなみに、風見鶏の特徴は以下の4点に集中されると思う。即ち1.事後解釈、2.常に広いレンジ範囲を言う、3.「○○次第」といったイベント待ち傾向、4.ファンダメンタルズばかりを「我田引水」的に解釈する。

他人の評論ばかりか、所謂情報そのものに対しても同じ姿勢でよいと思う。ロイター通信から流されるニュースを全部読んたら、何の結論も出せないであろう。私の経験では、週間単位で言うと、せいぜい2.3件の情報が印刷して吟味に値する価値のあるものだ。

次は実行力だ。事前に一所懸命相場を研究しておけば、躊躇なくエントリーと決済(損切りも含め)できる。実行できない背景には、ストップロスオーダーの設定と実行に対する恐怖心ではないかとも推測される。ストップオーダーの設定を嫌うから、結果としてエントリーできないことに繋がる。相場は人生なり、実行力のない者は常にチャンスを逃すことに。

さて、相場の居心地が「悪くなった」ので、円安派トレーダーらは気持ちのよいクリスマスを迎えない蓋然性も高まりつつある。商い薄なので、ボラティリティーの拡大にご注意を。

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大人しくなった個人投資家、正解か。

Posted by 陳満咲杜 on 11.2007 視点論点 17 comments 0 trackback
ドル/円とクロス円相場は小康状況を保っている。当方としては3日のコメントにおいて、「短期にせよ、日本人投資家にとって「居心地のよい」市況になりそう」との表現でこの様な発展を暗示していたので、果たして通じていたでしょうか。

英ポンドに関しては、利下げ後、対ドルは回復、対円では寧ろ高くなっている。利下げだから売りといった短絡的な思考ロジックのままでは、「素人」の域から出られず、まして「常勝」とは所詮無理な話だ。

最近面白い話が聞こえてくる。目先円高一服しているにも関わらず、日本の個人投資家らは外貨の押し目買い意欲が盛り上がらず、大人しくなったと嘆ぐアナリストらはいる。彼らは総じて円安論者で、円安の理由の一つとして、声高に「日本人投資者が円売りするから、円安を齎す」と主張しただけに、肩透かしを食らった結果に落胆を隠せない。

が、私から見れば、それは当然な結果であり、常識では誰でも考えられる結論だ。( 「鶏先か、卵先か 」を参照)なのに、彼らの肩書きと経歴及び学歴に惑わされ、自ら常識による判断を放棄した個人投資家も実に多かった。

さて、「猫も杓子」も円高の見通しを述べ始めている目下では、個人投資家らの大人しさはもう一つ側面を浮き彫りに。即ち円売りポジションの「塩漬け」である。言い換えれば、懐が痛んでいるから、余裕はないとのことだ。原因はなんであれ、押し目買いに躊躇しているのは正解かも。というのは、私は来年こそ「円高の年」になると読む。特にクロス円に関しては、目下の水準は依然「異常な円安」であると指摘しておきたい。

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